アーティスト・イン・レジデンス・プログラム
- アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(Artist-in-residence program)とは、各種の芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながらの芸術活動を行わせる事業のことである。
アーティスト・イン・レジデンス・プログラム
- 募集要項 ●2011年~2012年度対象分野
音楽(特に、チェロ・ヴァイオリン・ヴィオラ奏者)
●招聘期間
2011年12月~原則として1年間(更新あり・期間に関しては応相談)
●募集応募期間:随時
●滞在費助成:住居(光熱費含む)、食事・食材の提供
●招聘人数:3名
●年齢制限:特に定めない
●その他
演奏表現研究ならびに音楽普及活動、滞在中の地域との交流に意欲的なアーティストであること。できれば、英語でのコミュニケーションがとれることが望ましい。要普通自動車免許。併設レストランでの演奏義務あり。
●応募方法:アーティストによる直接応募(プロフィールの提出、詳細は事務局まで直接問い合わせること)
●選考方法:選考委員会が、書類、面接、実技審査により招聘アーティストを最終決定
●運営組織名:アーツスプレッド実行委員会(旧:アップビート春期国際音楽セミナー実行委員会)
●活動施設名:北海道・中札内農村休暇村フェーリエンドルフ
●施設所在地・設備概要
下記参照
http://www.zenrin.ne.jp/index.html
事業開始の経緯
- 文化庁文化交流使活動を欧州で行った初代の文化交流使・ピアニスト三谷温が、我が国の音楽芸術文化向上に資することを目的に、欧州有数の音楽セミナー(講習会・演奏会)である『アップビート夏期音楽セミナー』と提携し、平成17年より毎春北海道中札内村にて『アップビート春期国際音楽セミナー イン中札内』(文化庁、北海道、中札内村他後援)を開催。平成18年から、招聘講師・演奏家、地元演奏家、セミナー修了生等による地域の児童・生徒を対象とした音楽鑑賞会、楽器体験などを地域の教育委員会と連携して実施。平成20年度より、十勝管内全域で特色ある室内楽連続演奏会『アップビートとかち音楽祭』を併設、これまで「ブラームス室内楽曲全曲演奏会」、「シューマン・ショパン室内楽曲連続演奏会」、「モーツァルト・ショスタコーヴィチ室内楽曲連続演奏会」を開催。平成21年度より中札内村にて、生涯学習(芸術)講座「チェロ実技」を開講、合わせて遠隔地における芸術教育環境の拡充を目的にインターネットを利用した遠隔実技レッスン(チェロ)を開始した。同年、セミナー修了生、講師を中心に編成された室内オーケストラ『アップビートカンパニー』を設立、東京・紀尾井ホール、帯広市民文化ホール他のコンサート出演。平成22年度にはシンポジウム『芸術受容と教育・社会』を開催。
事業目的
- ○アーティストに普段とは異なる場所での滞在の機会を与え、その場所やそこに生活する人たちとの関わりのなかで芸術活動を行い、生活するための時間と場所を提供する
○地域の人々にアーティストと交流する機会および鑑賞の場を提供し、芸術文化に関心を寄せる人々の裾野を広げるとともにその醸成をはかる
その他当該実行委員会が運営する関連する事業
- ○アップビート春期国際音楽セミナー
○とかちっこチェロ遠隔レッスン
○アップビートとかち音楽祭
○ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール
○アウトリーチ・鑑賞事業
○弦楽少年団事業
○シンポジウム
これまでアップビート事業(セミナー、音楽祭、シンポジウム等)に参加主な方々
- ジェラール・プーレ(Vn)、ドーラ・シュバルツベルク(Vn)、ルツ・レスコヴィッツ(Vn)、小林美恵(Vn)、小森谷巧(Vn)、辰巳明子(Vn)、松実健太(Vla)、ゾラン・ヤコヴチッチ(Vn)、アントン・ヤコヴチッチ(Vla)、バンクラフト弦楽四重奏団、エレナ・イサエンコヴァ(Vn,Vla)、ニコラ・ルーツェヴィチ(Vc)、菊地知也(Vc)、河野文昭(Vc)、ヒェールト・バーケラント(Cl)、ヴァネッサ・トーマス(Sop),宮川彬良、福田成康、児玉真、三谷温
事業に関する問い合わせ先
- アーツスプレッド実行委員会 TEL:070-5584-5208 FAX:03-3309-4007
メールアドレス:contact@upbeat-japan.com
ウェブサイト:http://www.upbeat-japan.com/